小学生のとき、お金持ちの条件というものが、いくつかあった。
★学研のおばちゃん
裏に住むいとこの家には定期的に“学研のおばちゃん”がやってきていた。
ご存じの通り、おばちゃんは『科学』と『学習』を届けに来るのだ。
あの人はいつどこから来て、どこへ帰って行くのだろう…。
その『科学』の実験付録がいーっつもうらやましく、母にねだったことがある。
もちろん答えは「NO」。「うちには来ないんだよ」と言ったかどうか。
だけど、おばちゃんは金持ちをかぎつけてくるものなんだと思っていた。
あたしはいつのころからか
「大きくなったら、ぜったい学研のおばちゃんがやってくるような生活をするんだ」
と思うようになったのでした。
★青のり
そう、焼きそばにかけるアレです。
我が家では焼きそばには焼きのりをちぎったものを乗せる。
だけど、あの青のりを山盛りかけてたべたーい♪
三角形のあの瓶に漂う高級感。
あれがあるのはお店か金持ちのうちに違いない。
そう信じて疑わないあたしでありました。
そしてどきどきして、いまでも青のりが買えません。
なんだか恐れおおいんだよねー。贅沢っつーか。。。
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